会長就任の挨拶



ロータリークラブって何だろう?

2016-17年度会長 大和 豊子

今から111年前、経済恐慌で人心の荒れすさんだシカゴで、青年弁護士ポール・ハリスが3人の友人と語り合って、第1回の会合を開いたのがロータリークラブの誕生で、1905年2月23日のことでした。会員が各自の事務所で持ち回り集会を開いたことから「ロータリー」と名付けられました。

自分の職業と異なる生業を持った人々と交流を図り、情報交換を行い、本当に心が許せる友人を作ろうという考えから生まれたロータリークラブは、現在では200か国以上の国にあり、およそ120万人の会員がいます。

日本では1920年に東京で初めてのクラブが創立され、現在は2269のクラブ、89187人がロータリアンとなっています。第2690地区(島根、鳥取、岡山)においては66のクラブと3,132人(女性163人)の仲間がおります。

ロータリークラブはその地域の事業主・専門的な職業を持つ人たちが集まって、親睦と奉仕の実践を目的とするクラブで、ロータリークラブとは「親睦の中から奉仕の理想を生み出す」集団といえます。

活動内容は地域社会・人々に対するさまざまな奉仕活動で、その地域で必要とされる社会貢献活動や青少年への支援・援助・啓蒙活動、災害支援など限りはありません。世界的な活動ではポリオ撲滅運動、水資源確保、貧困地域に対する援助、識字率向上運動など多くのプログラムに積極的に取り組み、その地域で真に必要とされる奉仕活動への援助に取り組んでいます。

クラブ会員が自主的に発案するものもあれば、周辺地域からの要請を基にして行うものもあります。会員が見て、聞いて、理解して、本当に必要な活動だと思ったとき行動に移します。これにクラブの仲間が賛同して支援の輪が広がります。貢献の仕方もただお金を出して援助するだけでなく、会員が体を使った奉仕や、事業を通して行うもの、精神的な奉仕活動などさまざまな形があります。

今求められている活動を会員自らが、できうる範囲の中で「奉仕の実践」として取り組んでいくのがロータリークラブです。

ロータリークラブとは奉仕を行う団体ではなく、奉仕をする人たちが集まった団体です。

例会というのはリラックスした 親睦の場で、明るく、楽しくて、次の集いが待ち遠しいというものです。その中で築かれた親睦、信頼から人のために尽そうという奉仕の心が徐々に生まれてきます。

日々仕事に全力投球している会員の緊張感をときほぐし会員同士の語らいの中から、仕事へのさらなる意欲が高められます。すぐれた仲間からインスピレーションを受け、自分自身が人間的に成長し仕事の質を高めることがひいては所属する業界の役に立っていきます。

このようにしてロータリーは人を作っていきます。人は他人の友情に反応する心をもち、考え方に弾力性をもっている間は老いないものです。

一人ひとりが他人の立場に立ってものを考え、他人のお役に立つような行動をしようという気持ち(ロータリー精神)を持っています。

皆さんも胸にロータリーバッジをつけた隣人を見かけたら、ロータリーについて尋ねてみてください。